ヨーロッパ・アメリカ専修
教員紹介(50音順)
有賀 夏紀 教授 (アメリカ研究)
2010年3月に退職される予定です。
池上 純一 教授 (ドイツ思想史)
19世紀以降のドイツ思想の流れを、実体論の崩壊と、それに代わる新しいパラダイムの模索の過程として考察し、特にプラトン以来の思索の伝統につらなる「エクスタシス(脱自)」の知に焦点を当てて研究しています。近年はR・ワーグナーの芸術思想にも関心を寄せ、翻訳につとめるかたわら、 この「思索する芸術家」との脈絡においてショーペンハウアー、ニーチェ、フロイト、ボードレール、ハイデガーなどを読んでいます。
大久保 譲 准教授 (近現代イギリス文学・文化史)
19世紀から20世紀前半のイギリスの文化を、文学作品を通して考察しています。現在は主に医学やテクノロジーの発達と文学、芸術の関係について研究しています。
佐々木 照央 教授(ロシア思想史、ロシア文学、ロシア語学)
ロシアの近・現代史、18世紀から19世紀の思想と変革運動、19世紀ロシア文学、ロシア文献学・図書館学について研究してきました。教育面ではロシア語の速修方法に関心を払ってきました。現在の関心はロシア語と他の諸言語の比較、言語を基軸にした文学・思想の分析です。
澤田 和彦 教授 (日露関係史、ロシア文学)
幕末から昭和期にかけての時期を中心とする日露関係史(日露文化交渉史)とロシア近代文学の両面で研究を進めています。
日本の身体文化、古典芸能
野中 進 准教授 (ロシア文学、ロシア文化、文学理論)
主に二十世紀のロシア文学、ロシア文化を研究しています。また、文学理論全般にも関心を持っています。
大正・昭和初期の政治思想史を研究しています。現在は、国家主義者であった安岡正篤に関する本を執筆しており、「牧民官の理想―安岡正篤の官治論と国維会」、「「萬世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」―安岡正篤、国体護持、終戦の詔書」、「安岡正篤の「武士道哲学新論」」などの研究論文を書き終えるところです。大アジア主義に関する史料を英訳して解説することにも努めており、海軍と政治との関係を調べようと思っています。日米関係史については、特に日米戦争に関心があり、当時の軍事史や外交史などを検討していきたいと思います。
ベルトラム・ラルス 准教授 (日本の文化と言語、ドイツ文学、タイの文化と言語)
松原 良輔 准教授 (ドイツ文学)
ドイツ・ロマン派研究。なかでも文学言語のなかにあらわれた「書物」のイメージが、啓蒙主義時代以降高まっていた「読書」現象そのものへの関心とどのように関連しあっていたかを探り、この運動の現代性を浮き彫りにしようというのが目下のテーマです。
専門はアメリカ研究ですが、なかでもアメリカ都市史、南部史、環境史について関心を持っています。公民権運動以後のジョージア州アトランタにおける人種・階級・ジェンダー間関係の変化について、公共鉄道・バス網の形成や高速道路の建設をはじめとした都市開発を題材として、研究しています。
明星 聖子 准教授 (編集文献学・ドイツ文学)
数年前までは、カフカの遺稿編集を具体的に、ドイツ文献学の理論に基づきながら、学術的な「テクスト」掲示の方法について探って来ました。ここ最近はカフカを離れ(またドイツという枠も少々離れて)、今後の「テクスト」のあり方そのものについて、特に電子化の問題を中心に学際的な思考を進めています。
○奥本大三郎教授(フランス文学)は、2009年3月をもって、定年退職されました。